腸セラピストが教える便秘の原因と解消方法【新宿で体質改善なら隠れ家リラクゼーションサロンcahAya】

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便秘に悩む女性

都内に住む女性の約6割が便秘と言われている現代。便秘薬が良くないのは分かっているけど身体がつらいから飲んでしまう…という方も多くいらっしゃいます。

 

こんにちは!!新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話していきますね。

 

今日は「便秘」についてです。当サロンは便秘を改善していく為に腸セラピーを受けに来られる方も非常に増えています。

 

このお話で分かる事

便秘にも種類があります

便秘の女性

便秘の方の多くは「機能性便秘」と言われるもので、生活習慣や食習慣の乱れ、ストレス、加齢などが原因となり腸の機能が低下する事で便秘が起こります。この機能性便秘は3つに分けられますので、まずは自分がどの種類の便秘なのか理解する事が大切です。

弛緩性便秘

大腸は基本的に「蠕動運動」を繰り返すことで便を直腸へと運んでいきます。ですが、大腸を動かすための筋力が低下してしまうと、この蠕動運動自体の働きが弱まってしまうので便を上手く運べなくなってしまう事で便秘が起こります。この弛緩性便秘は日本人女性の代表的な便秘で、腹筋が少ない女性や高齢の方に多くみられますが、他にも過度なダイエット(食事制限)や偏った食生活、水分不足、運動不足なども原因になっています。

けいれん性便秘

弛緩性便秘とは逆に、蠕動運動が活発になり過ぎてしまう事で、腸が持続的に痙攣に近い動きを起こしてしまい、便がスムーズに送られなくなる事で起きる便秘です。ストレスや睡眠不足などで「自律神経」のバランスが崩れてしまい、腸の働きをうまくコントロールできなくなっている方が多いです。けいれん性便秘では、「小さくて硬い」「コロコロしている」便が出るのが特徴で、大腸が過敏に働くことで食後に下腹部痛を感じやすい傾向があります。

直腸性便秘

直腸に便は送られてきているにもかかわらず、便意が起こらない事でおきる便秘です。通常は大腸から直腸に便が到着すると、その刺激により信号が神経を伝わり脳に届くことで便意を感じます。ですが、便意を我慢してしまう事が多いと、脳に伝える信号の働きが鈍ってしまい便意を感じにくくなってしまいます。

 

便秘の原因と解消法

便秘になってしまう原因は様々ですが、その根本的な原因は全て腸内環境の悪化です。あなたの腸の働きが低下している原因を知って改善していく事が、便秘の改善へとつながっていきます。

食生活

毎日している食事は、もちろん腸を通過し栄養を吸収し、いらなくなったものを排出していきます。その為、食事の質は便秘に大きく関わってきます。普段の食事から腸の働きを高めていくものを積極的に摂取する事で腸内環境が整っていきます。

食物繊維

野菜や果物

便秘に効果があると言われている食物繊維ですが、「水溶性」と「不溶性」の2種類あるのは知っていますか?摂取する食物繊維を間違ってしまうと逆効果になってしまう事があるので気を付けなくてはいけません。「便が硬くて出ない…」という時には海藻類やオクラ、山芋、なめこなどヌメヌメねばねばしている「水溶性食物繊維」、腸の蠕動運動が弱まってしまっていたり、下痢になりやすいという方は繊維質を多く含んだ「不溶性食物繊維」を多く摂取するようにしてくださいね。

【食物繊維を含んだ食材を知りたい方はこちらもチェック】

発酵食品

発酵食品に含まれる乳酸菌は腸内の悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌を増やしてくれる働きが期待できます。乳酸菌にも種類があり、糠漬けやキムチ、味噌、納豆などは「食物性乳酸菌」、ヨーグルトやチーズなどは「動物性乳酸菌」に分けられます。動物性乳酸菌はほとんどが胃酸によって死滅してしまうので、腸内環境を整える為に摂取するのであれば植物性乳酸菌がおすすめです。

【乳酸菌の事をもっと詳しく知りたい方はこちらもチェック】

水分不足

水分補給が十分に出来ず体内に水分が不足してしまう事で、便にも水分が不足し固い便が直腸に溜まる直腸性便秘や、腸の蠕動運動が弱まる弛緩性便秘を引き起こします。便がコロコロしていたり固かったりするのは、便に水分が不足しているサインですので水分を積極的に摂取する事が大切です。また、朝起きた時にコップ一杯の水分を摂る事で、腸の蠕動運動が活性化します。冷たい水は内臓を冷やしてしまう可能性がありますので、常温の水や白湯がおすすめですよ。

運動不足

排便の時に使う筋肉「腹筋」の力が低下してしまう事で、腸を刺激する事が出来ず蠕動運動がうまく働かなくなってしまいます。また、運動をする事で自律神経を整えてくれる働きがあります。腸は副交感神経が優位な時に活発に働くので、副交感神経を優位にする有酸素運動(ウォーキングやストレッチ)などを行う事がおすすめです。

睡眠不足

体内の器官の働きは自律神経が大きく関わっていて、腸などの消化器系は副交感神経が優位な時に働く=リラックスしている時に働いているという事になります。その為、睡眠不足等で自律神経のバランスが崩れてしまうと、腸も上手く働くことが出来なくなってしまいます。逆に便秘の時は、幸せホルモンと言われている「セロトニン」を上手く作り出すことが出来なくなる事で、夜暗くなると睡眠を促す「メラトニン」に変化する量も少ないため、睡眠の質が下がってしまいます。その為、睡眠不足で便秘になり、腸内環境が乱れる事で睡眠の質も落ちるという負のループになってしまいます。

ストレス

イライラする女性

先程からお話している腸と自律神経にはもちろん「ストレス」も関係してきます。人がストレスを感じている時は緊張状態にある為、交感神経が優位になっています。そのため、自律神経のバランスが崩れ、副交感神経に上手く切り替わる事が出来なくなるので腸の働きも低下してしまいます。また、ストレスを感じている時の便秘は大腸が緊張し続けている為、便が排泄できないだけでなく、便秘と下痢を繰り返すような症状があらわれます。

 

まとめ

便秘の原因は腸の働きの低下が原因ですが、根本的な原因は生活習慣や食生活、自律神経のバランスなどが大いに関係しています。まずはあなたの根本的な原因を見つける事が便秘解消の第一歩です。ですが、しっかりと生活習慣や食生活を改善しているのに便秘の状態が何も変わらない…という場合は機能性便秘ではなく、大腸がんや炎症、手術後の密着など、大腸の病変によって腸の一部が狭くなってしまい、便がスムーズに通過できなくなる「器質性便秘」の場合もあります。このような場合は病気が原因で便秘が起きているという事なので、改善には治療が必要になってきます。

便秘が当たり前になっている方もいますが、便秘を放置していると肌荒れや吹き出物、肩こりや腰痛、冷えなど美容や健康面で影響が出てくるだけではなく、免疫力が低下してしまう事で風邪やインフルエンザなどにかかりやすかったり、花粉症などのアレルギー、そして大腸がんの原因になる事もありますので、たかが便秘と思わずにしっかり改善していく事が大切ですよ。

 

ayako

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