
足のむくみが改善しない…と感じている方の中には、睡眠不足や、睡眠の質が良くないという方が多くいらっしゃいます。
こんにちは!!新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話ししていきます。
起きた時から足がむくんでる…と感じたことがある女性も多いのではないでしょうか?睡眠はむくみと関係しています。その為、睡眠不足や睡眠の質の低下によって、むくみがなかなか改善しないということが起きるのです。
このお話で分かる事
むくみの原因
むくみが起こる原因は血行不良やリンパ液の循環不良によって起こります。
血液循環
血液は心臓から動脈を通り足先まで送られ、静脈を通って心臓に戻っています。足先までいった血液を心臓に戻す力が不足してしまうことで、血液がうまく循環できなくなるため、血液中の水分が皮膚と皮下脂肪にたまってしまい、むくみの原因につながります。
血液を心臓に戻すためには、筋肉のポンプ作用が重要です、特にふくらはぎなどの筋肉が少ない場合は、重力に逆らって血液を戻す力が足りない為、足先に血液がたまりやすくなり、足がむくみやすくなってしまいます。
リンパ液の循環
リンパ液とは体内の老廃物を回収・排出したり、病原菌やウイルスに抵抗する働きを持っています。リンパ液は回収した老廃物を、首や脇。膝裏などにあるリンパ節でろ過するのですが、この働きがうまく働かない事で、皮膚にたんぱく質や水分が出てしまうのでむくんでしまいます。
睡眠とむくみの関係
人間は全身に血液やリンパ液を循環させることで、老廃物などを体外に排出していきます。十分な睡眠をとっていれば、老廃物の排出も滞りなく行われますが、寝不足や睡眠の質の低下などによって体内循環の働きが低下してしまうため、老廃物がうまく排出できなくなりむくみの原因につながります。
寝不足でむくみやすくなる理由
睡眠時は体が横になっているため、立っている時に比べて足にかかる重力が弱くなります。体も自然に伸びるため、リンパ管が遮られる事がなく、全身に流れやすい状態となります。その為、睡眠の時間が少ないことでリンパがしっかりと流れる時間が減ってしまい、新陳代謝が低下し、皮膚の下に余分な水分がたまってしまいます。
睡眠時の注意
身体は寝ている間に日中滞った血液やリンパ液を流す働きがあり、睡眠中に寝がえりを打ったりすることで流れを促しています。その為、体の動きを妨げないような寝間着を着て、下着など締め付けられる服装は避けましょう。また、寝返りを打てるゆとりのあるベッドにすることも大切です。
ソファーやこたつなどでのうたた寝や、体に合っていない寝具などで寝てしまうと、血液やリンパがうまく流れることが出来なくなってしまいむくみの原因となってしまいますので、よい環境で睡眠をとることが大切です。
睡眠の質を上げる方法
睡眠時間は生活的に長くすることが難しいという方でも、睡眠の質を上げていくことが大切です。睡眠は自律神経のバランスと大きく関係していて、副交感神経を優位にすることが大切です。
眠る1時間前にお風呂に入る
38~40度くらいの少しぬるいくらいのお湯に10分以上ゆっくりと浸かることで、体の深部まで温めることげでき、血行が促進します。またゆっくり浸かることで副交感神経が優位になるため、睡眠に入りやすくなります。リラックス効果を高めるためにバスソルトなどを使用するのもおすすめです。
なかなか毎日湯船に浸かれないという方は、シャンプーなどをする時間に足元にお湯をため足浴をするといいですよ。足浴は全身浴と同じように全身を温めてくれる効果が期待できますので、ぜひ試してみてくださいね。
夕食は寝る3時間前までに済ませる
胃に食べ物が残ったまま就寝してしまうことで、胃腸が消化のために働き続けてしまい、副交感神経への切り替えうまく出来なくなってしまいます。食事をした後にすぐ眠くなってしまうという方がいらっしゃいますが、食べた事により急激に交感神経が上がってしまったことで、その反動で一気に副交感神経が優位になってしまう現象から起きます。ですが、この時に寝てしまうと、胃や腸の中に食べ物が残ったままの状態になるため、注意が必要です。
食後に眠くならない為にはゆっくりとしっかり噛んで食事をすることが大切です。早食いの方は特に、あまり噛まずに飲み込んでしまうことで消化にも時間がかかり、消化器に負担がかかりますので気を付けましょう。
寝る前はスマホやパソコンを見るのをやめる
ついベッドの中にスマホを持っていき、暗い中でも見ているという方も多いです。ですがこの行動は脳を覚醒状態にさせてしまいます。スマホやパソコンなどの明かりは、メラトニンの分泌を抑制させてしまうので、体内時計が狂ってしまいなかなか寝付くことが出来なくなってしまうので注意が必要です。
まとめ
最近はなかなか寝付けなかったり熟睡できないという悩みをもつ方も非常に増えています。それは日常のストレスや生活習慣によって自律神経のバランスが崩れてしまっているからなんです。自律神経が乱れてしまうことで、代謝機能も低下してしまいます。その為、むくみだけではなく、起きても疲れが抜けていなかったり、目覚めが悪く日中に眠くなってしまったりと生活に支障が出てきます。
まずはしっかりと睡眠を取ることで、様々な不調が改善できます。睡眠の質を高めるためにも、日ごろから副交感神経を優位にする行動や体をリラックスさせることを意識してみてくださいね。
ayako