「このふくらはぎのむくみは治らないと思います…」ってこの前エステサロンで言われたんです。
こんにちは!!新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話ししていきます。
さて、昨日ご来店のお客様。本日2回目のご来店で、初めて当サロンにご来店されたときにカウンセリングで言われたんですよね。エステでこのむくみは治らないって言われたので諦めようと思ったんですが、足が痛くて…
痛みが出るほどのむくみって本当につらいですよね。そんな状態だろうが、しっかりケアをしていくことで体は変わっていくんです。治らないって言われても絶対にあきらめないでくださいね。
このお話で分かる事
足のむくみの原因
足がむくむ原因は色々ありますが、その原因をしっかりと理解して改善していけばどんなむくみも改善します。ですが、ひどいむくみの場合は自分でケアしているだけでは変わらないことも多いです。
どんな状態のむくみであろうが、まずは自分のむくみの原因を知ることが必要です。病気でむくんでる場合だってありますからね…
生活習慣によるむくみ
生活習慣、食生活などによって足がむくむ原因は人それぞれです。まずは自分が当てはまる理由がどのようなものなのか、しっかりと理解していきましょう。
皮下脂肪が多く、筋肉量が少ない場合
肥満などで皮下脂肪が多くなると、内臓に負担がかかり血液や体内の循環が悪くなるため、体内に水分がたまりやすくなります。女性は男性に比べ皮下脂肪が多く筋肉量が少ない方が多いので、むくみやすい原因となります。
また、女性には月経などの女性ホルモンの影響で血管が広がり尿の量が減ってしまったり水分を体内にため込みやすくなるのでよりむくみやすくなってしまいます。
そして、筋肉量が少ないことで血液を体内に送り出す力も弱く、水分が皮膚や皮下脂肪にたまりやすいのでむくんでしまいます。
長時間同じ姿勢をしている場合
立ちっぱなし、またはデスクワークなどで座りっぱなしなど、長時間同じような姿勢をしている方は血液が重力によって足にたまりやすくなります。血液は一度足に降りてから心臓に戻さなければいけませんが、この筋肉の「ポンプ作用」がうまく働かないことで、血液循環が悪くなりむくみの原因となります。また、足は心臓から遠い場所にあるので、血液が滞りやすい事もむくみやすい理由です。
水分や塩分、アルコールの摂取量
水分や塩分を摂りすぎてしまうことで血管の中の水分が増えむくみやすくなると言われています。そして、アルコールは血管が拡張することで動脈の血管の壁が水分を通しやすくしてしまう事で、血管の穴から水分が出てむくみの原因になってしまいます。
逆に水分が少なくてもむくみやすくなるので注意が必要です。水分が体内に不足すると、静脈の血行が悪くなり、動脈から血管の外に出た水分を吸収できなくなることで、皮膚と皮下組織内に水が溜まってしまいむくみの原因につながります。
病気によるむくみ
身体のむくみが左右対称でない場合は、血管のトラブルなどの病気が原因になっている場合もあります。また、触ったときに皮膚がカチカチに硬くなっている、腫れているような場合も病気が原因の可能性がありますので注意が必要です。
下肢静脈瘤
心臓へ送るための足の静脈の弁が壊れ、血液が足にたまり静脈に沿った形のコブやむくみが出る病気です。初めの頃は痛みなどの自覚症状がない為、見た目の違和感で気づくことが多いです。ですが、痛みなどがないため放置してしまうことで、痛みやだるさ、皮膚のかゆみなどの症状も現れます。
甲状腺機能低下症
免疫異常によって、細胞の新陳代謝を促す役割をする甲状腺ホルモンの分泌や作用の低下によって起きる症状です。代謝機能がうまく働いていない為、足がむくみやすく、むくんだ部分を押してへこませても、すぐに戻ることが特徴です。皮膚の乾燥や顔が腫れぼったくなる、便秘や疲労感などの症状も甲状腺機能低下症の症状となります。
腎臓が原因となる病気
腎臓の血液をろ過する「糸球体」に炎症が起きる『急性糸球体腎炎』や、糸球体に異常が起きる『ネフローゼ症候群』などもむくみの原因となる病気です。足のむくみだけではなく、目の周りや顔のむくみ、高血圧や倦怠感など様々な症状が現れます。
心不全
心臓のポンプ機能が低下し、全身へうまく血液が送ることが出来なくなるため、血管内の水分がにじみ出て全身のむくみへとつながります。全身の血液のめぐりが悪くなるため、腎臓で尿が作ることがうまくできず、尿の量が減り、体重の増加へとつながっていきます。急激な体重の増加や、むくみが何をやっても解消せず何日も続く場合には病院で検査することも大切です。
簡単にできるむくみ解消法
カリウムを多く含んだ食材を食べる
体内の塩分が多くなってしまいむくんでいる場合は、体内の余分なナトリウムや水分を排出する働きがあるカリウムを多く含んだ食材を積極的に摂取することがおすすめです。カリウムは水に溶けやすく体外に出ていきやすい為、日ごろからこまめに摂取することが大切ですよ。
ふくらはぎの筋肉を使う運動をする
筋肉のポンプ機能を強化し、足にたまる水分を減らすためにはふくらはぎの筋肉を強化していくことが大切です。ハードな運動を取り入れる必要はありませんが、階段を使うようにしたり、一駅分多く歩いてみる、つま先やかかとなどの上げ下げを行うなど、日常で取り入れやすい事から始めてみるといいですね。
足のマッサージをする
足先、足首、ふくらはぎの順で下から上にかけて行っていくことがポイントです。自分で行う際にはいた気持ちいいくらいの強さで、血行が良くなっている入浴中や入浴後に行うことがおすすめです。硬くなってしまって自分では難しい状態になってしまっている場合は、リフレクソロジーなどでプロにしっかりとほぐしてもらうと、そのあとのセルフケアも楽に行うことが出来ますよ。
まとめ
足のむくみに悩んでいる女性は非常に多いですよね。むくみを放置してしまうと、足もどんどん太くなってしまうので、その日のむくみはその日のうちに解消していくことが大切です。また、蓄積してしまったむくみは、自分でほぐしても全然効果が出ないとあきらめてしまいがち。そうなる事でむくんでいることが当たり前になってしまいます。痛みなどが出る前にしっかりとむくみは改善したいですよね。
また、これから少しずつ暖かくなり、パンプスのシーズンがやってきます。パンプスをはいている時の足首って結構見られているんですよね。おしゃれを楽しむためにも、春が来る前にむくみを解消しませんか?
ayako