「健康でいたい」っていう人は多いけど、それってどんな状態の事ですか?って聞くと結構曖昧なんですよね。
こんにちは!!新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話していきます。
当サロンでカウンセリングしている時に、「いつまでも健康でいたい」っていう方がいらっしゃいますが、その健康という状態がイメージできていない方が多いような気がします。そもそも健康って一体なんなのでしょうか?
このお話で分かる事
健康の定義って?
「健康とは、病気ではないとか弱っていないという事では無く、肉体的にも精神的にも、そして社会的にもすべてが満たされた状態にあること」とWHO憲章では定められています。このような事から、前提条件として
- 平和
- 住居
- 教育
- 食糧
- 収入
- 安定した環境
- 持続的な資源
- 社会的公正と公平
という事が1998年に社会的決定要因として整理されています。また、「達成可能な最上級の健康水準を楽しむ事は、人種・信条・政治理念・経済的社会的状況に関わらず、全人類の基本権利の一つである」と宣言されています。
このように書くとなんだかとても難しく聞こえますよね。なので簡単にまとめてみましょう。
3つの定義
先程お話した定義に出てきた3つのワード「肉体的」「精神的」「社会的」が一体どんなものなのか、まずは考えると分かりやすいと思います。
肉体的健康
健康とは?と聞いた時に一番多くイメージが湧くのが「肉体的健康」です。その名の通り身体が健康=病気や怪我などをしていない状態ですよね。最近では運動不足などによる生活習慣病などで、肥満・糖尿病・高血圧などの症状や、発展してしまう事で脳梗塞や心筋梗塞などが心配されています。
また、近年では健康寿命を延ばす取り組みがされていますが、現代人の今の生活をそのまま続けていたら難しいかもしれません。肉体的健康の為には食生活や生活リズムなどの見直しで改善されることが多いので、意識してみてくださいね。
精神的健康
今の日本では一番問題になっているのが「精神的健康」なのではないでしょうか?うつ病を始めとして、総合失調症やパニック障害、睡眠障害、不眠症などの心の病気ですね。現代では人間関係や仕事からのストレス、食生活の乱れなどが原因となり、最悪の場合自殺してしまうという人も増えています。
うまくストレスを発散する方法を見つけていたり、なにか楽しい事や好きな事がある方は問題ないかもしれませんが、なんとなく毎日生活している、楽しい事が全然ないと感じている方は注意が必要です。
社会的健康
少しイメージがしにくい「社会的健康」は少し精神的健康に似ている部分もあるかもしれませんが、簡単に言うと家族や恋人、友人や同僚、近所の人など生活をしていく中で関わる周りの人たちと良好な人間関係を築けているかどうかという事です。
関わる人全てと良好な関係を持つ必要性はないと思いますが、自分が落ち着ける場所や相談相手がいる事は大切な事ですね。
そして現代ではひきこもってしまったり、誰かと会う事が怖くなる、会社で働けなくなるという方もいます。また、スマホやパソコンの普及により人との接点が減ってしまったり、逆にSNSが増え周りの人と比べてしまう事で自分に自信を無くしてしまうという方も増えています。最近の若者はメールやLINEによる連絡が多いため、電話にも抵抗があり、社会に出た時に上手く電話に出られない、かける事が出来ないという話も聞いたことがあります。
まとめ
このように一言で「健康」と言っても自分が意識していないうちに健康でなくなっているなんてことも少なくありません。肉体的な健康については自分で変える事が出来るので、予防をするためにも今日から始められることがたくさんあります。食事や睡眠、運動不足など習慣や生活リズムを整える事が大切です。まずは今の自分の生活を見直してみましょう。
そして精神的健康については周囲が関係してくる方も多いと思います。会社の人間関係が…残業が多く忙しい…といってもすぐ会社を辞めるというわけにはいかない方も多いと思います。ですが、自分の意識の持ち方によって見方を変える事はいくらでも可能です。休日に自分が楽しめる趣味を見つけたり、いままでやってみたかったことに挑戦してみる事も大切です。
そしてそのように行動していく事で自然と共通の趣味をもつ仲間が増えたりし社会的健康を手に入れる事が出来る場合もありますよね。このように何か自分から行動を変える事で心と身体の健康を手に入れる事が出来るのではないでしょうか?
健康でいるという事は決して難しい事ではありません。いつまでも「健康」でいたいと望むだけではなく、健康でいる為に、健康寿命を延ばす為にもぜひ何か出来る事を見つけてみてくださいね。
ayako