連休明け、天気が悪い日が続いてますね。こんな天気の日は頭痛が起きやすいと感じる方が多いように感じます。
こんにちは、新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話ししていきます。
偏頭痛持ちなんです…とお話しされる方も非常に増えていますね。頻繁に頭痛が起きると仕事にも支障が出てしまうので何とかしなきゃと薬だよりになってしまっている方もいらっしゃいますが、そのまま薬に頼った状態でいいのでしょうか?
このお話で分かる事
偏頭痛って何?
よく頭痛が起きる方から聞く「偏頭痛」とは頭痛の一種で、頭の片側のみに発作的に発生し脈打つような痛みや嘔吐などの症状を伴う事が特徴です。軽度のものから激しい頭痛、体の知覚変化や吐き気と言った症状によって特徴付けられる神経学的症候群です。
偏頭痛が起こる原因
人によって原因は様々で多岐にわたりますが、それらは「行動」「環境」「伝染」「食べ物」「化学作用」「ホルモン」によって分類されています。もう少しわかりやすくいうと、「アレルギー反応」「光・騒音・臭い」「ストレス」「睡眠」「喫煙」「食事」「アルコール類」「ホルモンバランスの乱れ」などが原因と上げられます。偏頭痛は明らかな原因が無く起きる事もありますが、自分の頭痛が起きやすい時の特徴などを知ることが大切です。
特に最近では食事によって偏頭痛を起こしやすい方も多く、気が付かないうちに摂取しているという方も少なく在りません。「グルテン」や「人工甘味料」以外にも、赤ワインやチーズ・チョコレートなどの「チラミン」、肉類や発酵食品・うま味調味料などの「グルタミン酸ナトリウム」、ハムやベーコンなどの「硝酸塩」、他にもナッツ類やアボカド、バナナや乳製品などが誘因の可能性もあります。
他にも気温や湿度の変化やストレス過多、睡眠不足などが原因の場合もあり発症することもあります。
偏頭痛が起きる特徴
偏頭痛は片側、あるいは両方のこめかみから目のあたりにかけて、脈を打つように痛むのが特徴です。痛み始めると4時間から長い方の場合は72時間続くと言われています。頭痛の起きる頻度は月に1~2回程度の方もいれば、多い場合には週に1~2回ほど起きる場合もあります。痛みは1~2時間ほどでピークに達し、吐き気や嘔吐を伴い場合もあり、痛みがひどいと動くこともままならない為、仕事や勉強などが手につかなくなったり、ひどい時には寝込んでしまう方もいらっしゃいます。
偏頭痛の前兆
偏頭痛には「前兆のないもの」と「前兆がある」ものの2タイプに分けられると言われていて、前兆のある方は約20~30%ほどと言われています。前兆は「目の前にチカチカフラッシュのように、視野の片側または中心部が見えにくくなる閃輝暗点」や、「感覚が鈍くなる感覚異常」「言葉が話しにくくなる失語性言語障害」などが現れる場合があります。この様な前兆は約15~30分で消失し、頭痛が起こり始まます。
偏頭痛の注意点
偏頭痛はいったん治まると痛みが嘘のように消えてしまい、普段は何の症状もありません。そのせいか、痛みを感じた時や起こりそうな時だけ市販の鎮痛剤を飲んで我慢してしまう方も多いのが現状です。ですが、鎮痛剤は根本的な改善にはなりませんし、市販薬が効かなくなってしまう、毎日のように服用してしまうという状態になりかねません。
薬に頼りすぎるのはやめましょう
偏頭痛の回数が増え、医療機関に行って検査などをしてもらう事はとても大切です。ですが、医療機関では薬を出されることがほとんどな事も覚えておいてください。治療の為に薬を処方されている場合ももちろんありますが、今頻繁に起きている偏頭痛の原因が生活習慣や食生活によるものであれば、別に薬に頼る必要はありませんよね。頭痛がすでに起きてしまって仕事や生活に支障が出てしまっている場合はしょうがない時もありますが、まずは自分のライフスタイルをしっかりと見直して予防していく事が大切です。
頭痛薬には副作用がある事も理解する
頻繁に頭痛が起きている方や、忙しい方は手軽に購入することが出来る市販の頭痛薬を常備しているという方も少なく在りません。市販の頭痛薬の成分として用いられているものの多くは解熱鎮痛剤と言われているもので。消化器系への副作用が現れる場合が多いです。食欲不振や胃の不快感、胃痛や嘔吐など、特に高齢の方や長期間服用している方は注意が必要です。また、めったにある事ではありませんが、アナフィラキシーショックや肝機能障害、腎障害などが副作用として起こる場合もありますので、薬を飲んだことでいつもと違う症状が出た場合にはすぐに医療機関を受診するようにしましょう。
天気が悪い時に頭痛が起きる原因とは
雨が降りそうな日、台風などの気圧が乱れている時は頭痛が起こりやすいという方は多いですよね。頭痛専門家からは「気圧と頭痛は関係ない」という声も上げっていますが、天気が悪い時に頭が痛くなりやすい原因とは何なのでしょうか?
血行不良になる
低気圧になる事で、血圧が少し低めになります。その為、低血圧になり、血液を体の隅々まで行き渡されるポンプ機能が低下してしまいます。血行不良になる事で、肩や首などをはじめ、全身の筋肉が緊張状態になりこわばってしまう事で、緊張性頭痛が起きるようになります。特に普段の生活から肩や首のコリを感じている方は更に血流が悪くなるため注意が必要です。
自律神経が乱れる
気圧と自律神経は関係していて、血圧循環が低下し副交感神経が優位に働くことでだるさや頭痛などの症状が現れます。自律神経は日常の生活の中で興奮や緊張などを司っている「交感神経」と、弛緩とリラックスを司っている「副交感神経」のバランスによって成り立っているので、普段から自律神経のバランスを整えておくことが大切です。
酸素濃度が薄くなる
高気圧の時は雲が少なく下降気流の為、地表近くの酸素量が増え、低気圧の時は上昇気流によって酸素が薄く少なくなると言われています。その為、酸素濃度が薄くなり、脳に銃ぶっば酸素を取り込むことが出来なくなるために頭痛やめまいなどが起こります。特に現代人はストレスや同じ姿勢による筋肉量の低下などで呼吸自体が浅くなってしまっている方も非常に多いです。頭痛が起きやすい方は普段から深呼吸などをして、酸素を体内に取り込むようにしましょう。
頭痛が起きる原因は偏頭痛だからと諦めないで
よくお客様とお話しをしていると、頭痛は当たり前だからしょうがない…と思っていらっしゃる方も多いように感じます。ですが、偏頭痛などが頻繁に起きる方の中には、生活習慣や食生活、ストレスなどが原因として頭痛が起きやすくなっている方がいらっしゃいます。他にも、肩こりや首のコリなどによって血流が悪くなっていたり、脳に酸素が回りにくい状態で頭痛が起きている場合もあるんです。
以前担当させていただいた方の中には、頭痛が毎週末に起きていることで病院に検査に行ったら、肩こりが原因と言われたという方がいらっしゃいました。ちなみにその方は定期的に肩や首のケアをした結果、頭痛は起きなくなったんです。
この様に頭痛は当たり前の事ではなく、しっかりと原因を理解して改善していく事で、頭痛の頻度が減ったり解消する場合があります。あなたの頭痛は必ず何かの原因で起こっていて、その原因を改善していく事が大切ですよ。当たり前だからと薬だよりにならず、改善することをあきらめないでくださいね。
ayako