ゴールデンウイークも中間地点。今日明日は仕事という方も多いですよね。
こんにちは、新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話ししていきます。
今日から5月ですね。だんだんと気温も上がってきて、もう夏?と思てしまう日もありますが、このような時期に感じる疲れや不調はよく聞く5月病が原因かもしれません。
このお話で分かる事
5月病って何?
よく5月になると「5月病」という言葉を耳にします。5月病とは新入社員や新入生、社会人などにみられる、新しい環境に適応できずに起こる精神的な症状の総称です。
5月病で起こる主な症状
抑うつや無気力、不安感、焦りなどが特徴的な症状と言われていますが、体に起こる不調としては不眠や疲労感、食欲不振、やる気の低下や人とのかかわりが億劫に感じる事が多くなります。ちなみに5月病は正式な病名ではありませんが、誰にでも起こりうる可能性があります。
5月病が起きる原因
受験や就職などの大きな目標を達成した時に起こる燃え尽き症候群のような状態や、環境の変化によって周囲にうまくなじむことが出来ずにストレスを感じる事で起きることがあります。環境がいままでと変わることで、人間は気が付かないうちに肉体的や精神的に疲労を蓄積してしまいます。4月の間に知らずうちに溜め込んでしまったストレスが、ゴールデンウィークのような連休で緊張状態が切れることで一気に体などに不調を感じるようになってしまいます。
かかりやすい人の特徴
誰にでも起こりうるといえど、体質や性格的になりやすい人となりにくい人に分かれます。几帳面で責任感の強い真面目な性格の人や、3~4月の間に仕事や私生活で忙しく過ごしていた人、生活リズムが崩れていたり環境の変化で生活サイクルが変わった人などは特に注意が必要です。
5月病を乗り切るためのセルフケア方法3選
誰にでも起こりうる5月病。ゴールデンウィークの折り返し地点の今、しっかりとケアをしておくことが、5月病にならず乗り越えるためのポイントです。
自律神経を整える
4月に忙しい生活を送っていた人は、このゴールデンウィーク中に出かける気になれず、家でダラダラと過ごしてしまいがちです。休みだからといって昼頃までベッドの中でゴロゴロしていたり、食事の時間がバラバラになってしまう事で、自律神経が乱れやすく、休み明けに不調を感じやすくなってしまいますよ。連休中は、溜め込んでしまったストレスケアをする行動をしてみてはいかがでしょうか?
ゆっくりとお風呂に浸かる
普段は仕事が忙しく、なかなか湯船に浸かることが出来ないという方でも、この連休にゆっくり湯船に浸かる時間を作ってみてはいかがでしょうか?体を温めることは、副交感神経を優位にさせやすく、リラックス効果を高めるためストレスの緩和にもつながりますよ。
アロマの自然の力で気分を切り替える
睡眠の質が落ちている、ストレスを感じイライラしやすい時は、アロマやハーブなどを使ってみてはいかがでしょうか?寝る前に使うアロマならラベンダーやイランイランなどのリラックス効果の高いものを、寝起きならペパーミントやユーカリなどリフレッシュ効果があるものを使う事で、自律神経を切り替える事が可能です。
日光を浴びる
普段室内で仕事をしている方は特に、外に出て日光を浴びるようにしましょう。
セロトニンの分泌
脳内の神経伝達物質であるセロトニンが不足するとうつ状態を招く可能性があります。日光を浴びることでセロトニンが分泌し安定することがわかっています。更にはメラトニンをいう眠気を催すホルモンは、日光を浴びてセロトニンが分泌されるようになってから約16時間後に分泌が再開すると言われています。その為、睡眠の質を高めるためにも朝の日光浴を行う事が大切です。
ウォーキングする
この時期の日中はとても過ごしやすい気温の日が多いですよね。そんな日は外に出て、近くの公園までウォーキングしに行ってみてはいかがでしょうか?ウォーキングは有酸素運動の為、副交感神経を高めてくれるだけではなく、普段の運動不足の解消にもつながりますよ。
食生活で予防する
普段忙しい生活を送り、食生活が乱れてしまっている方は、連休中にしっかりとバランスの取れた食事をすることも大切です。休みの日になると食事の時間がバラバラになりがちな方も多いですが、生活リズムを整えるためにもしっかりとした食生活を送りましょう。
バランスの取れた食事
普段忙しくて外食や総菜などが多い方は、野菜などの摂取量が減ってしまっている可能性があります。そのような方は野菜などを多く入れたスープなどを作ってみるのもおすすめです。よくバランスの良い食事ってどのような食事?って聞かれることがありますが、まずは昔の和食のような食事をイメージしてみましょう。
よく噛んで食べる
仕事が忙しいとつい早食いになってしまっている方がいます。人は「噛む」事でセロトニンを分泌させる効果があり、精神を安定させてくれる働きがあります。つい習慣で早く食べてしまうという方は、噛む回数が増える、しっかりとした噛み応えがある食材を選ぶこともポイントです。
ビタミンやカルシウムが多い食材
ストレスから体を守るホルモンを作る時にビタミンCが使われます。その為、ストレスが溜まってイライラすると体内のビタミンCが減少してしまいます。また、カルシウムには神経の興奮を抑えたり、神経伝達を正常に保つ働きがあります。他にもビタミンB1には疲労回復やイライラの解消などが期待できますよ。
5月病の予防はストレスを溜めない事が大切
4月に何かしら生活環境の変化があると、知らないうちにストレスを体や脳が感じてしまい、ゴールデンウィーク明けに疲労感や憂鬱感を感じやすくなってしまう事が5月病になる原因です。そうならない為にも、この連休中にしっかりと気持ちをリフレッシュさせ生活習慣や食生活の改善を行う事が重要です。
ストレスの発散方法は人それぞれですが、まずは自分が好きな事ややりたいことをやる、いつも出来ないことをやる事も必要です。自分の身体をしっかりと理解し、出来ることから始めてみてはいかがでしょうか?もし5月病はなってしまった場合でも、時間とともに改善していく方が多いですが、放っておくことで「適応障害」や「うつ病」になってしまう事もありますので、無理はしないようにしてくださいね。
ayako