
おならって臭いものなんじゃないの?と思っている方も多いですね…
こんにちは、新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話ししていきます。
さて、あなたのおならの臭いは臭いですか?中には生ごみのような、卵が腐ったようなおならをする方がいらっしゃいます。その臭いって腸内環境がとっても関係しているんです。
このお話で分かる事
おならの臭いは腸内環境のバロメーター
食事の時に一緒に飲み込んだ空気や腸内環境によって、食べ物が分解される過程で腸内ガスは発生します。腸内細菌によって穀物や食物繊維が分解される過程の事を「発酵」といい、この時に発生するのは水素ガスやメタンガスと言われているため、さほど臭くはありません。
臭くなる原因
穀物や食物繊維が分解されるときの発酵と対比し、肉類などが腸内細菌により分解される過程の事を「腐敗」といいます。肉だけではなく、ニンニクや長ネギなどの臭いが強いものを食べた時には、分解されるときにインドールやスカトール、硫化水素といった有毒ガスが発生し、臭いおならの正体となります。
早食いはお腹にガスが溜まりやすい
お腹にガスが溜まってしまって苦しいという方は多くいらっしゃいます。ガスが溜まる原因はストレスや便秘、お腹周りの冷え、空気を飲み込む癖がついているなど様々な原因がありますが、現代の方に多いのは「早食い」や「大食い」によって溜まりやすくなっている方が多いです。早食いや食べすぎの場合、胃腸に負担がかかってしまい、食べ物が消化不良になり、魚が腐ったようなにおい、硫黄のようなにおい、生ごみが腐ったようなにおいの原因になってしまいますので注意が必要です。
おならの回数や量を普段から意識することが大切
便秘などで5日も6日も便が出ない方の腸は全く動かない為、当然おならの出る回数も少なくなります。そのような状態の方が、食物繊維や乳酸菌などを多く含む食事をしたり、腸活を行う事で腸が動き出すことで、おならが出るようになってきます。
おならの回数や量にも人それぞれタイプがある
便秘などで腸が全然動いていなかった人にとって、おならの回数が増えるという事は腸が動き始めた証拠なので良い傾向にあります。これは、今まで動いてなかった腸が、腸内環境を整える事で、今まで腸の中に溜め込んでしまっていたガスを身体の外に出せるようになり、排出機能が高まっている証拠です。
逆に元々腸の動きがあったり、排便後のスッキリ感がある人の場合は、おならの回数が減るほうが良い傾向なんです。元々は便秘で腸が動かなかったとしても、腸内環境を整え排泄能力が高まれば便の量や回数が増え、腸の中に残っている便が少なくなるため、より腸内環境が整ってきます。
ガスの発生を抑えるには
先ほど、早食いや大食いはガスが発生しやすいとお伝えしましたが、それ以外にも様々な生活習慣や食生活によってガスは発生しやすくなります。例えば睡眠不足、睡眠時間が短い事はもちろんですが、どの時間帯に寝ているのか、質は良いのかがとても重要になります。夜更かしばかりしていることで、腸の中に大量のガスが溜まってしまっていたり、腸の動く力が弱っている方がほとんどです。まずは腸内環境を整えるために規則正しい生活やバランスの取れた食事を心がけるようにしてください。
腸内環境は目に見える?
実際自分の腸の中って病院とかで検査してもらったりしないと分からない…って思っている方が多いですよね。ですが、腸内環境の状況は、日々の便やおならの状態によって自分でもチェックをすることが出来るんです。便秘の方はまず便秘改善をすることが大切ですが、普段は問題ないお通じだったとしても、飲み会が続いていたり、ストレスや寝不足などによって腸内環境が乱れてしまうと必ず体は何かしらのサインを出してくれます。
自分の身体の変化は、自分が気付いてあげなければいけません。そのサインにしっかりと気づくためにも、普段から自分の身体と向き合っておくことが大切ですよ。
ayako