昨日はだいぶポカポカ陽気。冬のコートを着てると日中は暑いくらいでしたね。
こんにちは!!新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピスト出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話ししていきますね。
暖かくなってくると、体がだるく感じてしまったり、眠気に襲われやすいなど、何となく不調を感じるという方が増えてきます。その原因が寒暖差やストレスなどによる「春バテ」です。
このお話で分かる事
春バテってどんな症状?
夏バテはよく聞くけれど、春バテって聞きなれませんよね。ですが、春の3~4月になると精神的や身体的に不調を感じる方は非常に多く8割ほどという調査結果も出ています。
春バテはイライラする・気分が落ち込む・憂鬱感などの精神的なものと、肩こりや冷え、体のだるさや眠気などの身体の疲れの不調を感じる方がいらっしゃいます。
春バテの原因
春バテはストレスや環境の変化などにより、自律神経が乱れやすくなることが原因と言われています。
激しい寒暖差
春は朝晩と昼でも気温差が激しく、体が対応する為に交感神経が優位になりっぱなしになってしまいます。その為相当量のエネルギーを消費してしまうだけでなく、睡眠の質の低下などにもつながり、疲れやだるさを感じやすくなります。
気圧の変化
低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わるこの時期は、自律神経の切り替えがうまくいかなくなります。そして、低気圧になる事で血中の酸素濃度が低下し、昼でも眠くなったり体がだるくなったりします。
生活環境の変化
春は新生活のスタートの方も多いですよね。自分の身の回りの生活が大きく変化することで、知らず知らずのうちに緊張感やストレスを感じ、自律神経がみだれやすくなります。これ以外にも花粉症などの体質的要因が加わることで、さらに体への負担は大きくなります。
ホルモンバランスの乱れ
身体の冷えやストレスなどで、幸せホルモンである「セロトニン」や、やる気ホルモンである「ドーパミン」をつくる酵素が働きにくくなってしまいます。また、体が冷えることで血行が悪くなり、ホルモンが全身に運ばれにくくなるため春バテの症状が出やすくなってしまいます。そのような状態にならない為にも、体を冷やさないように普段から気を付けておく必要があります。
春バテの対策
原因を見るとわかるように、春バテは自律神経が乱れてしまうことで疲れやだるさを感じやすい事がわかります。その為、春バテの対策をするには副交感神経を優位にし自律神経を整えていくことが大切です。
ぬるめのお湯で入浴
38~40度のお湯に10~20分間入浴する方法で週5日以上続けて行うことで、体温や血圧、心拍数を穏やかに変化させる効果が期待できます。ぬるめのお湯に浸かることで自律神経を整え、体をリラックスモードにしてくれるため、その後の睡眠の質も上げることが出来ます。
目元や首元を温める
睡眠の悩みが増える春の季節ですが、副交感神経を優位にし心身をリラックスさせることで、スムーズで深い眠りにする効果が期待できます。就寝前に目元や首元を温めることで副交感神経が優位になり、リラックスすることが可能です。また、温めることで血行促進も期待できるため、しばらくすると手足の先から放熱して体温が下がり眠気を誘います。
腹式呼吸呼吸をする
息を深くゆっくり吸い、しっかりと吐き出すような腹式呼吸は、横隔膜が大きく動くことで内臓の働が活発になり血流が良くなります。腹式呼吸を何度か行う事で、副交感神経が優位になり自律神経を整えることが出来るため、身体がリラックスしてストレスの軽減にもつながります。
適度な運動を行う
ストレッチやウォーキングなどの適度な運動には、血行を良くする効果や自律神経のバランスを整えストレスの解消などにも効果があります。朝に少し早起きをして、朝日を浴びながら散歩などをすることも、体内時計がリセットされて自律神経が整いやすくなります。
朝、運動なんて無理という方はまず、朝起きてからカーテンを開けて朝日を浴びながら伸びをすることから始めてみるのもおすすめです。
春を満喫する為に今から対策を始めましょう
寒い冬が終わり、少しづつ日が長く日中は暖かい日が増えてきましたね。桜をはじめ、様々な花が咲き外出する事が楽しい季節です。ですが最近では花粉症や疲労感などで、春の外出が憂鬱という方も非常に多いように感じます。休日は疲れているし家でゴロゴロしているという話も聞きますが、だらだらと過ごす生活は自律神経をさらに乱してしまう原因にもなってしまいます。本格的な春が来る前の今の時期から、しっかりと自律神経のバランスを整え春バテにならないように対策をしていきましょう。また、腸内環境を整えると身体の免疫力が上がり、花粉症の症状の軽減も期待できますので、ぜひ食生活の改善なども試してみてくださいね。
ayako