日中の気温が上がり、花粉症の方は憂鬱な季節になってしまいましたね。そんな時期に起こるのが喉のイガイガ感。
こんにちは!!新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話ししていきます。
なんだか最近喉がイガイガする…花粉のせい?それとも風邪の引き始め?春先は体に不調が現れやすい季節です。何が原因で喉に違和感を感じているのかを理解して、しっかりと対策していきましょう。
このお話で分かる事
風邪と花粉症の異なる症状の違いとは?
この2つの症状は似た状態のものが多く、どちらが原因なのかわからないという方もいらっしゃいます。
目のかゆみ
花粉症と風邪の一番の違いは目のかゆみです。風邪の時にはほとんど起きることがない症状の為、花粉症の大きな特徴です。目がかゆくなる原因は、目に直接花粉が付着してしまった時に、花粉を身体の外に出そうとして身体の免疫反応が過剰に起きることでアレルギー反応が起こります。花粉症による目のかゆみが酷い場合は、我慢できずに目をこすることで結膜や角膜を傷つけてしまう事もありますので注意が必要です。
喉
喉の違和感は花粉症も風邪も出る症状ではありますが、咳が目立って出るときは風邪の症状の場合が多いです。風邪も花粉症も、刺激を受けた鼻汁が多く分泌され、少しずつ喉の方に落ちていき、花粉を身体の外に排出しようと免疫力が過剰に働くことでアレルギー反応が起こります。
風邪の場合は唾を飲み込んだ時に痛みが起きることが多く、花粉症の時はその痛みはあまり感じません。また、花粉症の場合は喉のかゆみなどを感じる事があります。
熱
風邪の場合は高熱になる事もありますが、花粉症の場合は微熱は出たとしても高熱になる事はほとんどありません。
頭痛
風邪の時にはよく見られますが、花粉症の時にはあまり出ない症状が頭痛です。ですが、花粉症が酷い方は頭痛が起きる方もいらっしゃいますので一概にいう事は出来ません。
鼻
風邪でも花粉症でも鼻水の症状が出る方が多いですが、風邪の場合は色が黄色く濁っていて、粘度が高い鼻水が出ます。この状態は、風邪の原因となっているウイルスや、そのウイルスと戦った白血球の残骸が含まれていることによって起きます。逆に花粉症の場合は無色透明でさらっとしている粘りのない鼻水が出ます。
くしゃみ
風邪で出るくしゃみは2~3回程度ですが、花粉症の場合は鼻に入った花粉を外に出そうと働くため、体の免疫機能が過剰に働きアレルギー反応が起こることでくしゃみが止まらなくなります。花粉症のくしゃみは頻度が高く、連続で出ることもよくありあります。
花粉症で起こる喉の症状の原因
自分の喉の不調は風邪ではなく花粉が原因かもと感じた方は多いと思います。花粉によって喉が腫れてしまう、喉のかゆみがある、喉がイガイガするという症状が出る原因は何なのでしょうか?
喉で花粉アレルギーが起きている
花粉が喉を直接通過することで、アレルギー反応が起き喉に様々な症状が起きます。花粉症によって鼻詰まりが起き口呼吸が多くなっている場合は特に、鼻呼吸をするよりも口腔内に花粉が侵入することが多くなり、喉にアレルギー症状が出やすくなります。
口呼吸により雑菌が入る
鼻粉症の症状が出ると、鼻詰まりや鼻水が止まらない状態になり、鼻で呼吸を行うことが困難になるため口呼吸の回数が増えます。鼻呼吸の時は粘膜や鼻毛、線毛などを通ることで、吸った空気に含まれる細菌やウイルスの侵入を防いでくれますが、口呼吸になってしまう事で細菌やウイルスが体内に直接入ってしまいます。
更に口呼吸の場合は唾液の分泌量も減少してしまう為、口腔内の湿度が低下し、粘膜や線毛などの身体の異物排出機能が低下してしまいます。そのせいで、喉を傷める原因となってしまい、感染症や病気などを引き起こしやすくなる為に、喉の痛みやイガイガなどの原因となってしまいます。
喉の粘膜の炎症
鼻呼吸の場合は、空気が粘膜を通ることによってある程度の湿度をもって体内に入り込んできますが、鼻水や鼻詰まりなどの症状がでて口呼吸することにより、乾燥した空気をそのまま取り込んでしまい、粘膜が壊れてしまう事で炎症を起こしてしまいます。
後鼻漏が起きる
花粉症によって大量の鼻水が出ることで、「後鼻漏」を発症する可能性があります。後鼻漏とは、鼻の様々な炎症や疾患、その他の不調などが原因で鼻水が鼻から喉に垂れてくる為に起こる症状です。喉と鼻はつながっているため、健康な体の状態であったとしても鼻水が喉へ流れ落ちる状況は誰にでも起こることです。ですが、後鼻漏の場合はいくら鼻をかんだとしても鼻の穴から鼻水が出ず、どんどん喉へ流れてしまいます。この鼻水が喉に落ちてしまう為、様々な体調の不調を引き起こしてしまい粘り気のある鼻水が鼻と喉の間に滞ってしまう事で不快感や吐き気、炎症などが起きてしまいます。また、気管支の方に鼻水が垂れてしまう事でせき込みやすくなるのも症状の一つですので注意が必要です。
まとめ
花粉症の症状だと思ったら風邪だった…逆に風邪だと思っていたのに花粉症だったという事は多くの方が起こりうる状態です。まずは今自分が出ている症状をしっかりと把握して、その対策を行っていくことが重要になります。間違った対策を行っていたとしても改善は出来ませんので、しっかりと自分の身体と向き合って理解していきましょう。
ayako