たくさん寝たのに疲れが抜けない…自分は疲れやすい体質だからしょうがない?
こんにちは!!新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話ししていきます。
あなたは自分の身体、疲れやすいなって感じたことありますか?若いころから疲れやすかったし、これは体質だから…なんて思っている方もいますが実際はそうなのでしょうか?疲れを感じ始めたのって早くても10代後半。ということは体質ではないと思いますよ。
このお話で分かる事
疲れやすい体は生活習慣が原因
身体がだるい、何となくやる気が起きない…そんな体の疲れを感じている方って多いのではないでしょうか?疲れやすい体質だから…と疲れが当たり前になってしまう前に食事や運動、睡眠などを見直して、何が原因で疲れを感じやすいのか知ることが重要です。
自律神経の乱れ
ストレス社会といわれている現代。自律神経のバランスが崩れている方って非常に多いように感じます。自律神経とは「交感神経」と「副交感神経」の2種類に分かれ、交感神経は心と体を活動的にするアクセル、副交感神経は心身を鎮めるブレーキの働きがあると言われています。
自律神経のバランスが整いバランスよく働くことで、日中は交感神経が、夜は副交感神経が優位になり覚醒と睡眠のメリハリが効いた1日が過ごせるようになります。
運動不足
最近はデスクワークなど座ったままという仕事の方も多く、運動不足の方が非常に増えています。運動をあまりしない人は、体を動かしている人に比べ体の疲れがひどくなり、活気や気力が劣り、体の不調や疲労感が強い事もわかっています。特にストレスなどを強く感じている方は、活気がさらになくなって疲労感をさらに強く感じる場合があります。
また、日中に十分な運動をしていないことで、脳に睡眠物質がたまらず、寝つきが悪い、深く寝られないという状態になってしまうことで疲労回復も出来なくなってしまいます。
休日の寝だめ
仕事の日はなかなか睡眠時間の確保が難しいという方は、休日で睡眠不足を補う為に睡眠時間が長くなる傾向にあります。睡眠時間を補うことは大切ですが、午前中はダラダラとベッドの上で2度寝3度寝などをしてしまい、起きるのが昼過ぎ…なんて方は注意が必要です。人間の身体には「体内時計」があるため、生体のリズムに合わせて生活をしています。体内時計は24時間より少し長いと言われており、朝起きて明るい光を見ることで体内時計をリセットしています。
その為、起きる時間が平日より2時間遅くなると体内時計がリセットされず、翌日仕事の時に朝起きることが辛く感じてしまいます。休日にしっかりと寝て仕事に備えようと思っていたにも関わらず、休日にダラダラと寝てしまったせいで疲れが取れるどころか疲れたままの状態になってしまうこともありますので気を付けましょう。
糖質の過剰摂取
疲れていると甘いものが食べたくなる…という方も多いですよね。疲れの原因が低血糖の場合は甘いものを摂ることで血糖値を上げることが出来るので疲れの回復になりますが、甘いものは急激に血糖値を上げてしまう為、体内で血糖値を下げる為に、すい臓からインシュリンが分泌され食べる前よりも血糖値が下がってしまうという場合もあります。また、白砂糖などは体内で分解する為に消化酵素を大量に使用してしまい、代謝にまで酵素が回らなくなってしまう可能性もありますので、食べすぎには十分な注意が必要です。
疲れをためにくい体にする対策
疲れを放置し、何もせず普段の生活を行っていれば疲れは蓄積していく一方です。まずは自分の疲れの原因が何か原因を理解して疲れをためにくい体を作っていきましょう。
睡眠の質を上げる
身体は寝ている時、特に深いノンレム睡眠の時に、傷ついた細胞を修復するための成長ホルモンが多く分泌されます。深いノンレム睡眠は寝付いてから約3時間の時に多くの成長ホルモンが分泌されると言われているため、睡眠の質が悪く途中で目が覚めてしまったり、眠りが浅いことで細胞の回復する力が低下してしまいます。
しっかりと眠りの質を上げるために、寝る前にスマートフォンやパソコンを見ない、部屋を少し暗めにする、寝ている間の室温を調整するなどをしてみてください。
有酸素運動を行う
疲れがたまっていると、何もせずにすぐに寝たいという方も多いと思います。ですが、すぐに寝てしまうことで交感神経が高まったままの可能性があるので、睡眠の質が低下してしまいます。寝る前などにストレッチなどの有酸素運動を行うことで、副交感神経が優位になりやすいだけではなく、血流が良くなることで体内にたまった疲労物質が排出されやすくなったり、血流によって酸素やたんぱく質などが体内にたくさん運ばれる為、新陳代謝そ促進にもつながります。
また、ウォーキングなどを行うことで脳の中のセロトニンが増えることで気持ちの安定や、夜になると睡眠ホルモンであるメラトニンに変わることで睡眠の質が高まりますよ。
バランスの取れた食事
現代は洋食文化になり、肉類などが多く野菜や果物の摂取量が大幅に減少しています。野菜や果物などに含まれる栄養素は体の様々な活動の手助けをしてくれます。また、和食の食事にすることで、腸内環境が整い血行や代謝の促進にもつながります。まずはバランスの良い食事をすることを心がけましょう。
また、仕事が遅くなってしまうと、夕食の時間も遅くなってしまうという方も多いです。お腹がいっぱいになる事で眠くなってしまうのは自律神経が急激に変化しているためです。食後すぐ寝てしまうと睡眠は深くならず、消化も滞りやすい為、夕食は眠る3時間前までに摂取するようにしましょう。もし、仕事で遅くなってしまって難しい場合には、1度夕方あたりに軽食を食べ、寝る前は軽めで消化に良いものにすることも大切です。
まとめ
疲れやすい体質という方も多いですが、ほとんどの方は体質ではなく生活習慣による蓄積です。疲れが溜まっているとやる気が起きない、気分が落ち込みやすいなど、生活面でも様々な影響が出てしまいますよね。まずは自分がなぜ疲れやすいのか、生活習慣をしっかりと見直して原因を理解していくことが大切ですよ。
ayako