腸が疲れていると一言で言っても、疲れ方は人それぞれ、あなたはどのタイプ?
こんにちは!!新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話ししていきます。
あなたは腸の疲れを感じていますか?疲れていると一言で言っても、どのように疲れを感じているのかは人によって異なります。まずは自分の腸の疲れをセルフチェックしてみましょう。
このお話で分かる事
腸のタイプ別セルフ診断
自分の腸がどのタイプなのか、まずはしっかりと理解することが大切です。自分に当てはまるものをチェックして、A~Eで3つ以上当てはまるものがあなたの腸のタイプです。当てはまるものが複数ある場合はタイプが混合している場合もありますよ。
それではチェックスタート★
- ストレスを感じやすい・・・D
- 午前中の腹痛が多く、午前からは回復する・・・E
- 排便の時に痛みがある・・・B
- 便が硬くて排便しづらい・・・A
- 腹部に切迫感がある・・・C
- 便秘や下痢を交互に繰り返す・・・E
- お腹にいつも張り感がある・・・D
- 運動量が減ると便秘になりがち・・・C
- 最近便意を感じなくなってきた・・・B
- 年齢が50歳以上・・・A
- 緊張することが多い・・・E
- 排便に時間がかかる・・・B
- 現在ダイエットをしている・・・A
- どちらかというと肉食・・・E
- すぐにトイレに行けない状況で、便意をもよおしがち・・・B
- 腹痛を伴う便秘になったことがある・・・C
- 排便をすると腹痛がおさまる・・・E
- 水分を積極的に摂るほうではない・・・A
- 普段の睡眠時間が5時間以下・・・D
- 立った時に下腹が出ている・・・C
- 長時間座り仕事が多い・・・D
- ウサギのフンのようなコロコロ便が出る・・・E
- 排便後に残便感がある・・・B
- 食事をする時間がバラバラ・・・D
- 便秘の後に下痢や軟便が出たことがある・・・C
- 便意があっても我慢することがある・・・B
- 最近いつ排便したか覚えていない・・・A
- 子供のころから便秘だった・・・C
- 肌荒れが治らない・・・A
- おならを我慢することが多い・・・D
チェック別タイプ診断
Aが3個以上 弛緩性(便秘)タイプ
大腸の動きが鈍くなり、蠕動運動が弱まることで便秘になりやすいのがこのタイプです。症状が分かりにくく、高齢者にも多く見られます。加齢により大腸の働きが低下してしまうことで、蠕動運動の働きが弱くなってしまうことが原因です。
便が水分を含むことで太くなり、うまく排便することが出来なくなってしまいます。男性でも60代以降はこのタイプの便秘になってしまう方が多く、高齢になる事で発症率が高まるパーキンソン病などの元になる事もありますので注意が必要です。
弛緩性(便秘)タイプの対策方法
発酵食品を積極的に摂取し、詰まっている便が出やすくなるように1日スプーン1~2杯程度の良質な油を生で摂取することがおすすめです。また、温水のウォシュレットなどを使い、肛門を刺激することで腸の蠕動運動を活性化させることも効果があると言われています。
Bが3個以上 直腸性(便秘)タイプ
女性や忙しく働く人に多くみられ、トイレを我慢することが原因となる直腸性(便秘)タイプ。便は通常、直腸に届くと、腸の粘膜が刺激され、脳から「トイレに行きたい」という指令が下り排便反応が起こります。ですが、排便をすることが恥ずかしいと感じる女性や、忙しくて便意を我慢してしまうことで、トイレに行くタイミングを逃し、次第に脳から便意を促す指令を出さなくなってしまいます。このタイプの方は排便の時間をしっかりと認識し、便意がなくても食事の後や起きた時などに便座に座ってみることが大切です。
直腸性(便秘)の対策方法
1日のどこかで緊張状態を緩ませ、休憩時間を取り入れたり、便日記をつけて自分が何時後をに排便する、または便意をもよおすのか理解しておくことが大切です。便意がなくても決まった時間に便座に座ることも、脳に認識させるためには効果的な方法ですよ。
Cが3個以上 ねじれ腸タイプ
名前の通り大腸の一部がねじれていることで治りにくく、便秘女性の役8割がこのタイプといわれています。排便のサインがあったとしても腸がねじれていることで便が詰まってしまい、腸に便がたまり続けてしまいます。その為、お腹が張り、腸が圧迫され更に頑固な便秘になってしまうという負の連鎖になってしまいます。このタイプの方は運動不足などにより、腸に刺激が少ない場合もありますので、腸を活性化する為に体を動かすことも大切です。
ねじれ腸タイプの対策方法
1駅分歩く、エスカレーターなどを使わず階段で上り下りするなど、体を動かすことを生活習慣に取り入れることが大切です。また、腸セラピーなどで直接腸に刺激を与えたり、朝と入浴後などにコップ1杯の水を一気に飲んで腸を刺激することも効果的です。
Dが3個以上 ガス腸タイプ
お腹のハリや残便感を感じている方に多いのがこのガス腸タイプです。体内にはミネラルが存在していて、カルシウムやカリウムなどの必要な栄養分である必須ミネラルと、アルミニウムなど多すぎてはいけない有機ミネラルに分けられます。
腸管は有機ミネラルをデトックスしてくれる働きがありますが、偏った食生活などで腸に必要な栄養素が摂取されないことで機能が低下してしまいます。その結果、腸にはガスと硬くなってしまった便が残ってしまいます。有機ミネラルが腸に溜まってしまうことで、必須ミネラルは居場所をなくしてしまい、腹部から膨満感が消えない、お腹のハリがきつくて苦しいという状態になってしまいます。
ガス腸タイプの人の対策方法
腸内フローラを増やすために、乳酸菌や食物繊維を積極的に摂取し、動物性たんぱく質や脂質を摂りすぎていないか注意しておくことが大切です。また、排便の回数だけではなく、おならの回数やにおいをチェックしておくことも重要ですよ。
Eが3個以上 過敏性腸タイプ
頻繁に下痢や便秘を繰り返し、ストレスが一番の原因とも言われている現代病タイプの腸です。交感神経が優位になって、便秘中に突然副交感神経が働きだす、自律神経の乱れが原因となっています。
下痢によって新しい便が先に腸から出てしまうことで、古い便が腸の中に残ってしまうことで便秘が起こります。ストレスを感じない、または感じたとしてもしっかりと発散できることが大切ですが、なかなか生活的に難しいという方は、1日に少しの時間だけでも、副交感神経を優位にするためのリラックスできる時間を作ることが大切です。
過敏性腸タイプの人の対策方法
刺激物や冷たいものを控え、腸にやさしい状態を作ることが大切です。エアコンなどで体を冷やさないように注意し、腹式呼吸などで体内に良い空気を入れ込むことも効果的です。
まとめ
あなたはどのタイプに当てはまりましたか?それぞれのタイプによって、症状はもちろんですが、対策方法も異なります。腸は非常に繊細な臓器といわれています。少しでも不調を感じた時は放置せず、腸をしっかりと休ませてあげてくださいね。
ayako