現代の日本人の約3分の1が何かしらのアレルギー症状を持っていると言われています。あなたは大丈夫ですか?
こんにちは!!新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話していきますね。
あっという間に1月も終わりに近づいてきました。早いですよね…そろそろ花粉症対策を始めなきゃいけないなと思っている方も多いのではないでしょうか?花粉症を始めとして、アレルギー性鼻炎や金属アレルギー、アトピー性皮膚炎などのアレルギー患者数は年々増え続けていると厚生省の調査で発表されています。その増え続けるアレルギー体質の原因には「腸」が関係しているって知っていますか?
このお話で分かる事
腸に穴があく?リーキーガット症候群とは…
最近増え続けている疾患で、日本人の6~7割がリーキーガット症候群とも言われています。小腸の壁に穴があき、毒素や細菌、食べ物や老廃物などが血液の中に入り込んでしまいます。腸の主な働きは食べ物を消化し、栄養を吸収するだけではありません。免疫力を維持するのも、ビタミンやホルモンを生成するのも腸が関係しています。基本的に腸は身体に必要なものだけを吸収し、不要なものの侵入を防ぎ排出する働きを持っています。
ですが、腸に穴があいてしまう事で悪いものも体内に侵入し、血液内を通り全身へとめぐってしまうんです。その様な状態が起きる事で、悪いものが体内の色々な箇所で悪さをしてしまい、アレルギー症状の原因になってしまったり、免疫力の低下やうつ病など様々な不調が体内にあらわれてしまいます。
リーキーガット症候群の原因
腸に穴があいてしまう原因は一つではなく生活習慣や食生活などによって様々な原因があります。
内臓に負担がかかる食生活
現代の日本人に増えているリーキーガット症候群の原因はやはり食習慣が関係している方が多いです。食品添加物や質の悪い酸化してしまった油などは消化するために大量のエネルギーを使います。消化液をたくさん分泌するため、胃腸の負担が増大して内臓が炎症を起こしてしまう事が原因となってしまいます。
また、糖質やグルテン、カフェインの過剰摂取なども胃腸に大きな負担を与えています。
アルコールの飲み過ぎ
アルコールを摂取する事で、体内でアセトアルデヒドという物質に変わり、吐き気や頭痛などの二日酔いの原因などを引き起こしてしまいます。また、腸内環境を悪化させてしまい、リーキーガット症候群の原因になってしまう事もあります。
アセトアルデヒドは通常の場合、肝臓で無効化出来るのですが、過剰摂取により許容量を超えてしまう事で処理しきれなくなってしまいます。
ストレス
現代はストレス社会と言われているほど、何かしらのストレスを感じている方が多いと思います。ストレスが溜まる事で、自律神経のバランスが崩れてしまうため、自律神経と密接な関係をもっている腸にも影響がでて、腸内環境が悪化し炎症が起きてしまいます。
また、ストレスで免疫力が低下してしまうと、カンジダ菌が発生し腸壁が損傷してしまう可能性もあります。
カンジダ菌の異常発生
疲労やストレスによって免疫力が低下していたり、抗生物質などを飲んでいたりすると、腸内細菌の善玉菌が減ってしまいます。善玉菌が減る事で腸内にカンジダ菌が異常発生してしまいます。
カンジダ菌はもともと腸内に生息している菌ですが、善玉菌が減ることで繁殖し腸内で悪さをし始めます。その為、腸壁が傷つき、リーキーガット症候群を引き起こす原因となります。
リーキーガット症候群を改善する方法
腸に穴があいてしまっても改善する事は出来るの?と思う方もいるかもしれませんが、腸内環境を整えていく事で改善は可能です。まずは腸に良い生活習慣や食生活を心がけてみてください。
腸に良い食事
腸の負担を減らすために野菜や果物を積極的に摂取し、食物酵素を豊富に取る事が大切です。食物酵素は補酵素とも言われ、消化を助け腸の負担や、体内酵素の消費を減らしてくれます。ですが酵素は熱に弱いため加熱しないで摂取する事が大切です。野菜はサラダや漬物等にしたり、果物は皮まで食べれるものは皮のまま食べる事で、効果的に食物酵素を摂取する事が出来ますよ。
刺激のある食事を控える
腸はとてもデリケートな臓器です。食べたものに大きな影響を受ける為、腸に刺激を与えるような糖質・食品添加物・アルコール・カフェインなどの摂取は出来るだけ控える事が大切です。このような刺激のあるものを過剰に摂取する事で、腸内の悪玉菌が増えて炎症を起こす原因になってしまいます。
また、パンやお酒などに含まれているイースト菌はカンジダの仲間なので、腸内のカンジダ菌を増やしてしまうため注意が必要です。
善玉菌を増やす
善玉菌を増やす為に「乳酸菌」の摂取は大切です。乳酸菌と聞くとヨーグルトというイメージがあると思いますが、ヨーグルトやチーズなどなどは動物性乳酸菌です。乳製品には乳糖という成分が含まれていて、現代の4分の1しか乳糖を分解できる酵素を持っていないと言われています。分解できないという事は、腸の中に老廃物として蓄積してしまう可能性があります。その為、日本人は納豆や味噌、ぬか漬けなどの発酵食品が含む食物性乳酸菌を多く摂る事がおすすめですよ。
まとめ
最近日本でもよく聞くようになった「リーキーガット症候群」。腸に穴があくって怖いですよね。ですが、今の日本人は穴があく原因になる食材などを数多く口にしているんです。その中でも薬やアルコールなどは身体に良くないイメージがあるものの、イーストやグルテン、砂糖や質の悪い乳製品、遺伝子組み換え食品などに対してはまだまだ認識が少ないような気がします。
また、添加物などは口にしない事の方が難しい世の中になってきていますよね。そしてすべてに対して気を使っていたらストレスも感じますし、食べれるものもほとんどなくなり限られてしまいます。まして外食なんて一切できなくなるかもしれません。苦笑
ですのでまずは腸に良い食事や生活習慣などを少しずつ意識してみるのはいかがでしょうか?腸内環境が整う事で、身体に不要なものはしっかりと排泄する働きもありますからね。
ayako