2017年も今日で終わりですね。今年はどんな1年でしたか?
こんにちは!!新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもご覧いただきありがとうございます。今年最後のブログも身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話していきたいと思います。
12月31日、大晦日。
大晦日と言えば年越しそばですね。この風習は江戸時代から定着したらしいですよ。
このお話で分かる事
年越しそばの由来
そばは長く伸ばして細く切って作る食べ物の為、「細く長く」という事から「健康寿命」「家運長命」などの縁起を担いで食べられるようになったのが起源という風に言われています。また、他の麺より切れやすいという事から「今年一年の災厄を断ち切る」という意味もあるそうです。
また、江戸時代ではそば粉を使って金箔を伸ばしたり、飛び散った金銀細工の粉を集めていたことから「金を集める」という縁起物でもあるそうです。他にも色々と由来があるそうですが、縁起の良いものには間違いないようです。
由来だけじゃない!!そばが健康に良い理由
色々な由来があって年越しに食べられる習慣が出来たそばですが、様々な栄養素が含まれている為、健康効果にも期待が出来るのです!!
ルチン
そばに含まれている代表的な栄養素にはポリフェノールの一種「ルチン」があり、ポリフェノールは植物が紫外線から自分を守る為に生成される物質で、穀物にはそばにしか含まれていません。血管の弾力を保ち、高血圧や動脈硬化症、生活習慣病の予防など「抗酸化作用」としての働きが期待できます。抗酸化作用は活性酸素を除去してくれる為、体内の酸化を防ぐ=老化を防いでくれるのです。
人は息をするたびに酸素を吸い込み体内に取り込んでいますが、その数%が酸化力の強い活性酸素に変わります。活性酸素は有害なカビや菌を攻撃してくれる働きを持っているので必要ではありますが、増えすぎてしまうと有害な物質となり正常な細胞や組織まで攻撃してしまうので、増えすぎには注意が必要です。その為にも活性酸素を除去してくれるルチンは重要な物質となります。
タンパク質
そばには良質なたんぱく質が含まれています。タンパク質は人の身体に必要な三大栄養素で、筋肉や血液、体内で働く酵素やコラーゲンなどを作り出す働きを持っています。また、そばに含まれるたんぱく質には必須アミノ酸が含まれていて、鎮静作用や神経伝達物質のセロトニンのもとになって成長ホルモンを分泌、睡眠効果を高めるなど様々な効能を持ち合わせているんです。
ビタミンB1・B2
様々な野菜や食品に含まれているビタミンB1は、イライラを鎮めたり肉体疲労回復に役立ちます。また、糖質をエネルギーに変換する働きを持っている為ダイエット効果も期待できます。
そしてビタミンB2には脂質や糖質の代謝を高め、エネルギー消費量がタオ量の場合には筋肉などの疲労回復の為にも必要な栄養素と言えます。ビタミンB2は摂取量が不足してしまうと胃の粘膜が弱ってしまったり、目の充血や口唇炎などの症状が出て来てしまうので、しっかりと摂取していく事が大切です。
食物繊維
そばには水溶性・不溶性の両方が含まれている食材です。食物繊維には腸内環境を整え便秘の改善や、体内に溜まった老廃物の排出、血糖値上昇の抑制など様々な働きが期待できます。ですが水溶性食物繊維はそばをゆでる事で茹で汁にほとんど溶け出てしまうので、水溶性食物繊維を摂取したい場合には「蕎麦湯」等を摂取する事が大切です。
リジン
魚介類や肉類など幅広い食材に含まれる必須アミノ酸の一種「リジン」には、疲労回復や肝機能の向上作用、代謝促進などの効果が期待できます。また、髪の発育や育毛などにも関わっていると言われていて、発毛剤の成分として使われている事もあるほどです。
まとめ
このようにそばぬは良質なたんぱく質や食物繊維などを豊富に含むことから、健康効果はもちろんの事、腸内環境の改善や美容効果、老化防止など様々な働きが期待できます。また、豊富なたんぱく質により筋肉の増強や筋トレ時の栄養補給、筋肉疲労の回復など、普段トレーニングをしている方にもおすすめの食材なんです。
更に、そばにトッピングなどのアレンジをする事で相乗効果も期待する事が可能です。例えば、腸内環境を整える為に水溶性食物繊維を多く含む納豆やとろろ、オクラなどを組み合わせるたり、そばに含まれるルチンが大根おろしやレモン、カボスなどにふくまれているビタミンCの働きを助けてくれるため美容効果も高まります。しかも、そばは炭水化物ではありますが低GI食品ですので、血糖値の急激な上昇を抑え脂肪が溜まりにくくなる事からもダイエット効果が期待できるため、女性にはとてもうれしい健康美容食品なんです。
ぜひ今年最後の食事に年越しそばを食べて、来年の美容と健康を促進してくださいね。
ayako