11月もあっという間に残り数日となりました。12月の忘年会の予定も少しずつ決まってきているなんて話をよく聞きます。
こんにちは!!新宿隠れ家リラクゼーションサロンcahAyaセラピストの出口です。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。今日も身体の中からキレイと健康を目指す女性の為にお話していきますね。
師走って何かと忙しい…という方が増えますね。
忘年会に大掃除、年賀状を書いて、休みに入る前に仕事も片付けないといけないし…なんて公私ともにバタバタ。そんな時に風邪やインフルエンザなんかかかってしまったら大変ですよね?忙しくなる前に免疫力を上げませんか?
このお話で分かる事
健康でいる為に免疫力を高める
風邪やインフルエンザにかからないように、免疫力が大切なことは知っていても、どうしたらいいのか分からない方って多いのではないでしょうか?
免疫細胞の70%は腸で作られる
体内にウイルスや細菌が入る事で、風邪やインフルエンザにかかってしまいますよね?その為、まずはウイルスや細菌の侵入を防がなくてはいけません。その体内への侵入を防ぎ守ってくれるのが、元々体内に備わっている免疫機能になります。
免疫力が高ければ人は健康な生活を過ごすことが出来ますが、免疫細胞の70%を作り出している腸の働きが低下してしまうと、免疫力も低下してしまうんです。
免疫力を高める方法
腸が保持する免疫細胞の働きを高めるには、一つひとつの細胞に十分な栄養と酸素を行き渡らせることが大切です。また、免疫細胞に栄養と酸素を送り込むのは血液の仕事ですが、その血液の良し悪しを決める中間地点の役割を行っているのも腸なんです。
腸に吸収された栄養分は門脈という太い血管を通って血液中に含まれる有害成分の解毒をするために肝臓へ運び、心臓へと戻ってきます。つまり血液を送り出す中間地点の腸内環境が乱れているとアンモニアなどの毒素が含まれた汚い血液が体内に流れる事になってしまい、全身に良い血液を送ることが出来ないんです。その様な状態では、免疫力も上がらずウイルスや病原菌が悠々と体内に生息する事が出来ます。腸内環境が良好であれば、栄養と酸素をたっぷり含んだ健康な血液が体内を流れていく事が出来るので、自然と免疫力も上がっていきますよ。
免疫力が低下すると…
身体の不調を感じた時にはまず腸の疲れを気にする事が大切です。不調を感じた場所をケアする方が多いと思いますが、腸が原因になっている場合は腸内環境を整えない限り根本的な解決にはなりません。
花粉症も腸が原因
春になると杉やヒノキの花粉でアレルギー反応を起こすという方は多いですよね?ですが最近では年中アレルギーのような反応を感じている方もいらっしゃいます。また、食品に対してもアレルギー反応が出やすい方も増えて来ています。このような反応は全て腸内環境の乱れによる免疫力の低下の方がほとんどです。
例えば花粉症。花粉に反応する物質が作られ免疫力が低下している体内に侵入して症状を引き起こします。薬を飲む事で一時的に症状は緩和されますが、薬は根本的な改善にはなりません。花粉症は一度なったら治らない…と思っている方も多いのですが、腸内環境を整え免疫力を高める事で花粉症を解消する事が出来ますよ。
がんや糖尿病などのリスクも
免疫力が下がるという事は、風邪やインフルエンザ、花粉症などのアレルギー以外にもさまざまな病気に対抗する免疫が下がっているという事です。免疫細胞の一種NK(ナチュラルキラー)細胞は血液を通り全身のパトロールを行っています。NK細胞は体内に入ってきた細菌やウイルスと闘ってくれるのですが、働きが弱まっていると侵入してきたものに対し負けてしまう為、普段から強くしておく必要があります。
今日からできる腸内環境を整える3つの方法
実際腸の働きを高めましょうと言われても、眼に見える器官ではないのでなかなか分かりずらいですね。ですが、自分の腸内環境がどんな状態なのかは便によってわかる事が多いです。特に腸内環境の乱れのサインとして分かりやすいのが便秘や下痢などではないでしょうか?自分の腸が疲れてると感じた時は積極的に腸の働きを整える行動をしてみてくださいね
食事を気を付ける
やはり腸内環境に重要な事と言えば食事です。食物繊維や乳酸菌などを積極的に摂取して、腸内の善玉菌を活性化させたり、蠕動運動を促すことが大切です。特に現代の日本人は食物繊維が不足しがちです。食物繊維は大きく分けて水溶性と不溶性がありますが、便秘の時には水溶性、下痢の時には不溶性を積極的に摂取してください。
また、食材だけではなく、食事の量や食べる時間も大切です。食べ過ぎ、早食いは腸へ負担をかけてしまいます。また、寝る前の食事は完全に消化できていないまま寝てしまう事で、腸が汚れてしまう原因になります。夕食は20時までに済ませていただくことが理想ですが、無理な場合でも睡眠時間と3時間あける、消化しやすいものにするなど日頃から意識してみてください。
睡眠の質を上げる
腸の働きは自律神経と関係しているため、睡眠の質を上げる事で腸の働きが高まります。質を上げる為には「副交感神経」を優位にする必要があります。寝る直前までスマホやパソコンをいじっている、ストレスを感じて寝る前に思い出してしまうなどの行為は「交感神経」を高めてしまうので、睡眠の妨げになってしまいます。
寝る前は副交感神経を優位にする行動として、38~40度くらいの湯船にゆっくり浸かったり、アロマキャンドルを焚いてみるなど、自分がしっかりリラックスできる行動を心がけてくださいね。
有酸素運動をする
ウォーキングやジョギング、ストレッチなどの有酸素運動は自律神経のバランスを整えてくれる働きがあります。また、運動を生活に摂り入れていく事により、腸の蠕動運動を活性化してくれます。腹部を捻ったり腹筋に力を入れるような動きは外から腸を刺激することも出来ますので、毎日と言わなくてもせめて週に2~3回手軽に摂りいれられる事を始めてみてくださいね。
まとめ
これからの時期、忘年会などによる外食続きや寝不足など、腸内環境がとても乱れやすい季節になります。そんな時は免疫力が下がっていることが多いので、しっかりと身体や腸を休ませることが大切です。特に外食続きで腸の疲れを感じている時などは消化しやすいものにしたり、半日ファスティングなどもおすすめですよ。
無理をして過ごしてたら年越しの時に体調が悪くて寝込んでしまった…なんてことにならないように、日頃から意識しておいてくださいね。
ayako